お世話になっておりますm(__)m
JR前橋駅前の不動産屋さんアール・イー・ビーの店長の加藤です!
本日は、
~♪~ かつて13,000基以上もの古墳が存在したという古墳王国群馬 ~♪~
つくられた時期 : 4世紀前半
古墳の形・大きさ : 前方後円墳・約129m(粘土槨を中心とした一部分のみが現存)
石室の有無・種類・長さ : 有・粘土槨・約8m
住所 : 群馬県前橋市広瀬町1丁目27-8
駐車場の有無 : 無
▼前橋天神山古墳 ぐんま古墳カード 第2弾▼
の紹介になります。
今回ご紹介させて頂く前橋天神山古墳ですが、
ぐんま古墳カード 第2弾に選定された古墳でありまして、私が最初に頂いた記念すべき1枚目の古墳カードの古墳であり、
私が最も訪れている古墳であり、私が最もショックを受けた古墳であります。。。
なぜショックを受けたのかというと、、、現地を訪れたことがある方ならわかるかと思いますが、
何とも無残な姿だからです(T_T)
今から(ほんの)約55年前までは、上記の写真にありますように、全長約129mある、初期の前方後円墳としては関東最大規模の古墳でした。
おそらく近くにある全長約130mの前方後方墳の八幡山古墳と同じような威風堂々とした姿だったのではないでしょうか!?
それが、、、昭和42年からの前橋市の区画整理事業に組み入れられ、あろうことか当初の計画では削平される予定でして、削平されるならせめて記録保存だけでもと調査が開始されました。
つまり、調査結果の如何に関わらず削平されることが決まっていたのです。
しかしながら、前方部が削られ後円部も調査後に削平予定だったギリギリのタイミングで粘土槨が発見され、その粘土槨から国宝となっている三角縁神獣鏡などが発見されたことにより、辛うじて現在の形で保存できたのでした。
▼三角縁五神四獣鏡▼
前橋天神山古墳は、粘土槨を中心とした一部分のみが現存していますが、実は、
昭和10年の古墳調査では、この地域に154基もの古墳があったと記録され、
昭和20年代後半から、住宅団地が造られ、数多くの古墳が削平されたのです。
おそらく高度経済成長期の住宅不足から、前橋台地の縁のこの地に団地造成が計画され大規模開発され、数多くの古墳が削平されていったのでしょうが、
半世紀経ってみると、建物が老朽化し、少子高齢化が進み人口減少し、空家が社会問題となっています。
果たして1,300~1,600年前の遺構を、一時の住宅不足解消の為に削平してよかったのでしょうか、
前橋天神山古墳へ行く度に色々と考えてしまいます。
▼前橋天神山古墳の墳頂から▼
※参考資料
そうだ!グンマに住もう!オウチ探しはアール・イー・ビーで♪
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