お世話になっておりますm(__)m
JR前橋駅前の不動産屋さんアール・イー・ビーの店長の加藤です!
本日は、珍しく不動産ネタとなります(笑)
今年は元日に大きな地震があり、建物の耐震を気にされている方もいらっしゃるかと思います。
不動産の賃貸においても売買においても、建物の耐震については重要事項の説明事項となっております!
賃貸の重要事項説明においてですが、
▼耐震診断の有無 を答える形となっております▼
「耐震診断の有無を答えるだけなら、結局のところ、耐震性に関して何の説明にもなっていないんじゃないの!?」と思われるかと思いますが、、、
上記表の下の「※の行」を読んでみると、、、
※当該建物の…建築確認通知書(確認済証)の交付年月日が昭和56年5月31日以前である場合に説明します。
と記載があります!
では、この昭和56年5月31日とはどういう日なのかというと、、、
耐震基準が変わった日なのです!
1981年5月31日までの基準は「旧耐震基準」、
同年6月1日以降の耐震基準は「新耐震基準」と呼ばれておりまして、
具体的には、
建築確認が完了した日にちが同年5月31日以前であれば旧耐震基準、
1981年6月1日以降であれば新耐震基準の建物となります。
それでは、「建築確認が完了した日にちはどうやって確認するの!?」というと、、、
確認済証か検査済証で確認できます。
※確認済証とは、建物の工事に着手する前に、その計画が建築基準法に適合するかどうかを審査し(建築確認)、クリアした場合に交付される証明書です。したがって、その建物の計画内容を確認したものであり、実際の工事内容について適法に判断したものではありません。
※検査済証とは、工事完了後に実際に検査し、建築確認申請と同じ建物が建っていると判定された建物に交付される証明書です。
「確認済証か検査済証で建築確認が完了した日にちが確認できるのはわかったけど、どうやって確認済証か検査済証を手に入れられるの!?」というと、、、
貸主様が、確認済証と検査済証を保有していれば確認することができます。
しかしながら、相当の年数が経過しているため、貸主様が確認済証や検査済証を紛失しているケースも多く見られます。基本的に、確認済証や検査済証は一度発行されると紛失しても再発行できません。また、そもそも建築確認は受けていても、完了検査自体受けていない物件も多々あります。
以上、 (薄青色)で塗りつぶしの文字はイクラ不動産様のHPからの引用になりますm(__)m
「それじゃ、実際問題、建築確認が完了した日にちの確認は ほぼほぼ不可能なの!?」というと、、、
それができるんです!
役所に行きますと(私の場合は前橋市役所に行きましたが)、
確認済証と検査済証に代わる
建築計画概要書
と
台帳記載事項証明書
を発行してくれます!
どちらの書類でも、建築「確認年月日」が確認できます!
しかしながら、先の (薄青色)で塗りつぶしの記載にありますが、
建物によっては、建築「確認年月日」が空欄の場合があります。つまり、
建築確認は受けていても完了検査自体受けていないか受からなかった、建築確認申請と同じでない可能性のある建物なのです。
上記の建物の場合ですと、建築「確認年月日」が昭和57年3月5日ですので、1981年(昭和56年)6月1日以降になりますので「新耐震基準」となります。
今年の繫忙期のことですが、お問合せの借主様から、
「法人契約の規定で、「新耐震基準」の物件でなくては借りられないので確認して欲しい」と言われまして、念の為、前橋市役所へ行って確認し、契約になりましたとさ(#^^#)
そうだ!グンマに住もう!オウチ探しはアール・イー・ビーで♪
▲△▲ 上記のブログは私が書きました ▲△▲▲ アール・イー・ビー 店長 加藤 剛(ツヨシ) ですm(__)m ▲
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